8月26日、GINZA SIXの4Fにワコールの新しいコンセプトの店「WACOAL MAISON（ワコールメゾン）」がオープンしたと聞き、さっそく伺いました。

2017年春にGINZA SIXがオープンした時、ラグジュアリーブランドの旗艦店をはじめ、あらゆる国内外のブランドが揃っているのに、ランジェリーショップが1軒もない事がとても悲しかった私は、今回のオープンの話を聞いて、ワクワクして出かけました。

店の前に立ってビックリ!今まで見たランジェリーショップの概念を超えた素敵な店構え。
中に入ったら、さらにその広さと贅沢な空間演出にまたまた驚きました。

コンセプトは「ワードローブのある邸宅」。だから「MAISON」なんですね!
お客様が住みたくなるような空間で、居心地の良さを感じながら、印象深いインナーウエア選び体験をして頂きたいという想いから誕生したランジェリーショップ、とのこと。
だから店内には、人が住む家にない物は置かない、ということを徹底されたそう。
マネキンもなければ、シルバーの什器やガラスケースなどがないのは、そんな理由から。
商品はクローゼットに納めるように並んでいます。

店内は、邸宅になぞらえたテーマごとに分けられ、それぞれがリラックスできる空間に。
上の写真はリビングルームをイメージした空間。
ワコールディア、トレフル、サルート、ハンロを中心に商品が並んでいます。

こちらは、サンルームをイメージ。
ここは定期的に打ち出しが替わるイベントスペースとなるそうで、オープン時は「ワコールディア」のブラックベーシックコレクションが並んでいました。
黒のブラ&ショーツがこんなに表情が豊かだなんて……感動しました。

こちらはライブラリー・書斎をイメージした空間。
パートナーと一緒の来店を想定し、ここでゆっくり快適に待てるよう、アートや旅関連の本が並んでいます。
本当にため息が出るほど贅沢ですね。

そして、この店で私が一番気に入ったのがフィッティングルームです。
2つあるフィッティングルームの一つには自然光がたっぷり注ぎます。
自然光が入るフィッティングルームって、すごく珍しいですよね。

フィッティングルームとはいえ、自宅以外の密室で裸になるって、心のどこかに抵抗感や不安感がありませんか?
それを払拭するため、自然と服が脱げるようにバスルーム的なインテリアにしたそう。
こんなステキなバスルームのある部屋に、一度でいいから住んでみたい!

また、この店には3Dボディスキャナーが2台設置されていて、接客AI（人工知能）を活用した接客サービス「3D smart & try」が受けられます。
＊「3D smart & try」については、こちらをご覧ください↓
https://www.nbf.or.jp/pinkrabbit/pinkrabbit_blog_028.html
この3Dスキャナーで計測し、タブレットを使いセルフで商品検索ができるのですが、販売員によるカウンセリングで、個別の要望や悩みに応じた提案を受ける事も可能。
このショップの販売員さん達は、飛行機のファーストクラスを担当するCAなどが受ける特別なホスピタリティ接客トレーニングを経ているそう。
そんな接客、一度受けてみたいですよね。
最後にこの店で最も特別な空間、VIPルームも特別に見せて頂きました。もう贅沢の極み!

外出自粛期間に、オンラインショップの便利さをあらためて知りましたが、こうしたショップでの買い物は、物を購入して得られる満足感以外の特別な感情が生まれたり、感性が養われたりする感じがします。
そんなエモーショナルな体験、あなたもいかがですか?