建国70周年ムードの中国
「アンテルフィリエール上海」へ

テーマ:ブログ

2019-10-02 00:00:00

9月26・27日に開催された「アンテルフィリエール上海」の取材のため、初めて上海に行ってまいりました。
上海の街は10月1日に行われた建国70周年記念式典前ということで、街中には「70」をモチーフとしたディスプレイが繁華街のあちこちに設置されていました。
「アンテルフィリエール上海」の会場は、高級ブランドの店が立ち並ぶ静安寺エリアの近くに建つ上海展覧センター。
中ソ友好記念会館として1955年に建てられたもので、歴史を感じる建物の中はヨーロッパの雰囲気が漂う、美しい内装でした。

「アンテルフィリエール上海」は15の国と地域から、下着・水着・アクティブウェアの素材メーカーやOEMメーカー、約150社が出展しています。
日本からは、旭化成アドバンス株式会社、セーレン株式会社、株式会社ヴィオレッタの3社が出展。活発な商談が各ブースで行われていました。
3月に「アンテルフィリエール香港」も取材に行きましたが、規模は圧倒的に上海の方が大きいですね。

2日間に渡り、様々なセミナーやショーが行われていました。

「アンテルフィリエール パリ」と同様、コンセプトパリによるトレンドフォーラムも設置。
2021年春夏のトレンドが各メーカーの生地見本と共に紹介されていました。

セミナーや会場のあちこちで聞かれたのは「アンテルフィリエール香港」同様、「サスティナブル」「エコフレンドリー」「サーキュラーエコノミー」といった言葉。
催者からは、同展の53%の出展者がサスティナブルなソリューションに寄与していると発表があり、会場にはそんなエコフリレンドリーな素材を紹介する「THE GREEN VILLEGE」も設けられていました。
それは日本にいるだけではわからない、大きな大きな波です。

同展では「アンテルフィリエール賞」と「ヤングレーベル賞」が発表されたのですが、どちらも日本の企業・ブランドが受賞しました。
それについては、次回詳しくご紹介したいと思います。

短い滞在でしたが、小籠包もいただき、上海の街も楽しみました。
これは肉まんくらいの大きさの小籠包。ストローで汁を吸うのです(驚)!
上海は世界一の広さを誇る「スターバックス」があったり、ニューヨークに次いでオープンした「ナイキ ハウス オブ イノベーション 001」があったり。とにかくその大きさと活気に圧倒された3日間でした。