2020年春夏展示会リポートvol.1
ボディメイク下着の実力をアピール

テーマ:ブログ

2019-12-03 00:00:00

2019年も残り1ヶ月を切りましたね。
下着業界は8月下旬から輸入品や卸事業中心メーカーの展示会がスタートし、11月上旬にワコール、トリンプ、12月上旬にショールーム関連の展示会が終わると、2020年春夏展示会はほぼ一巡です。
その中から、私が取材させて頂いた展示会の様子をリポートしたいと思います。

まずは、恵比寿のガーデンホールで開催された「トリンプ・インターナショナル・ジャパン」から。
入り口に掲げられたのがこのメッセージ。
「カラダとココロに合った下着を身につけることで、自分を愛し、ハッピーになれる」きっとそれは、下着に関わる全ての方が伝えたい想いではないでしょうか。

2020年春夏のシーズンテーマは「Dancing into the Next Decade」。
次の10年の飛躍に向けて、エキサイティングな「モロッコ」の地をテーマに設定。
メインとなる「天使のブラ」がディスプレイされたステージにも、モロッコを連想させる小物がディスプレイされていました。

同展では2020年春にデビューする「Triumph PREMIUM -Gold Label-」が発表されました。
コンセプトは”閃き湧き上がるランジェリー”・時代の気分や遊び心を取り入れたデザインで、カラーも豊富、キャミソールなどのランジェリーやソング(Tバック)などコーディネートアイテムも充実。
「ヴァリゼール バイ トリンプ」はこのラインに統合されたかたちになります。

2016年にデビューした「フロラーレ バイ トリンプ」は、大人の女性達に支持され順調に成長を遂げているそう。
優雅なデザインもさることながら、大人の女性の体型変化をパターンや素材使い・仕様でしっかり捉えているところが、支持される大きな理由でしょう。
ご覧の通り、ディスプレイも上品な華やかさ。
1万5000円のブラジャーも登場し、見応えのあるラインアップでした。

こちらはおしゃれな女性達に人気の高い「S by Sloggi」。
メインに見えるのは新シリーズの「S by sloggi Sundays」。
“インディアンサマー”と名付けられたコーラルとイエローのカラーがとても新鮮です。

注目は、革新的なニッティング技術でエアリーな軽さと通気性を実現させた「sloggi OXYGENE Infinite」。
3Dニットのスペーサーファブリックを使用した”未来形ブラ”が、年々気温が上がり湿気も増す日本の夏の救世主になるのを期待します!

次は、ベルサーレ東京で開催された「グンゼ」。
「トゥシェ」のディスプレイがとても可愛かったので、紛れ込んでみました(笑)。
展示してあるこのブラジャーはどちらもノンワイヤー。
左は「ふわっと盛れるワイヤレス」、右は「サイドすっきりワイヤレス」。
ノンワイヤーブラは、ただ楽なだけではなく、機能もデザインもすっかり進歩しているのですね。

同じく「トゥシェ」から、ノンワイヤーブラとコーディネートできるボディシェイパーとロングガードルによる、シェイプウェアが提案されていました。
ブラジャーは脇高設計のサイドシェイプブラと、高さを抑える胸を小さく見せるブラの2タイプ。
トレンドのディープグリーンを含めたカラー展開と大柄のレース柄がおしゃれですね。

接着技術によって作られる人気シリーズ「KIREILABO」のブラジャーは「ブラファンデ」という名で打ち出しされていました。
“やさしく包む、しっかりメイク”というコピーに、進化した着用感が表現されています。

今回の最後は、浅草橋のショールームで開催された「ルシアン」。
入り口正面にディスプレイされていたのは、新登場のボトム「ワタシアシスト」です。
新開発の4段階パワーグラデーション設計による1枚仕立てのボトムで、ヒップアップ、ウエストすっきり、お腹押さえをサポートします。

シェイプウェアシリーズ「BBスムーザー」は、ノンワイヤーブラ、ロングガードル、カップ付きシェイパー、ボディスーツの展開。
レースを使わないスタイリッシュなデザインといい、チャコールグレイ、ガーネットの色展開といい、こちらもおしゃれですね!


楽ちんノンワイヤーブラやカップ付きキャミソールなどの需要が一段落し、ボディメイクすることやボディメイク下着への注目度が再燃。
それに応えるアイテムが、確実に広がっているように感じます。
歴史と技術のある下着メーカーだからこそできる、バストメイク機能を備えたノンワイヤーブラなどはその代表ですよね。
最初のトリンプのメッセージにもあったように、下着が、自分らしくポジティブに生きるための応援アイテムになることを願います。